院長ブログ
BLOGまだまだ内視鏡医が足りない
2017年02月17日検診胃内視鏡検査
昨年から胃の検診はバリウムと胃カメラを選択できるようになった事は皆さんご存知かと思います。
今後、胃の検診はバリウムから胃カメラに移行するのは確実で今はその過渡期になります。
私の立場としてはようやく時代が動いたかとホッとしています。
それはバリウム検診は精度、レントゲン被曝などの多くの問題を抱えているからです。
今後、胃の検診はバリウムから胃カメラに移行するのは確実で今はその過渡期になります。
私の立場としてはようやく時代が動いたかとホッとしています。
それはバリウム検診は精度、レントゲン被曝などの多くの問題を抱えているからです。
全ての胃の検診が内視鏡になると内視鏡医が足りない!
では胃の検診が全て内視鏡になったら問題が解決されるかというとそうでもありません。
胃の内視鏡検診の問題点は処理能力です。
バリウムは検査技師さんが行うので、人員を確保する事が比較的容易ですが、
内視鏡は内視鏡医が行うために、まずは医師を確保する事が難しい現実があります。
内視鏡医は少ないのでこれだけでも十分問題なのですが、それに加え内視鏡医の質も問題になります。
不慣れな内視鏡医は処理能力に欠ける為、一日に多くの被検者の内視鏡はこなせません。
胃の内視鏡検診の問題点は処理能力です。
バリウムは検査技師さんが行うので、人員を確保する事が比較的容易ですが、
内視鏡は内視鏡医が行うために、まずは医師を確保する事が難しい現実があります。
内視鏡医は少ないのでこれだけでも十分問題なのですが、それに加え内視鏡医の質も問題になります。
不慣れな内視鏡医は処理能力に欠ける為、一日に多くの被検者の内視鏡はこなせません。
胃カメラ検査を受けるまで何か月も待つのが現実
このような理由でこれから増える内視鏡検診も問題を抱えています。
この問題を少しでも解消できるように当クリニックも内視鏡検診を引き受け、内視鏡医の指導も
行っていきたいと考えています。
この問題を少しでも解消できるように当クリニックも内視鏡検診を引き受け、内視鏡医の指導も
行っていきたいと考えています。
この記事を書いた人
福島 正嗣理事長
福島 正嗣理事長
聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医大消化器病センター、東京都保険医療公社多摩南部地域病院など多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化管外科、消化器内視鏡検査、内視鏡検査、内視鏡手術を担当。港北ハートクリニック内視鏡センター内視鏡センター長として勤務後、2017年みらい胃大腸内視鏡クリニック開院。
2020年医療法人社団正令会理事長に就任。